2年目のJ-SOXにツールは有効か?

J-SOX法110番

プロフィール

長谷友春

公認会計士
公認情報システム監査人(CISA)
公認内部監査人(CIA)

大手監査法人に入社し会計監査、システム監査を実施。

提携先のカナダの監査法人にて在加日系企業のシステム監査を担当。

2006年11月に監査法人システム監査部門への転職に特化した人材紹介会社である株式会社オーディターズスクエアを設立、代表取締役に就任

日本公認会計士協会東京会
コンピュータ委員会前委員長
日本IT会計士連盟専務理事

このブログの中の意見は私見であり、所属する団体の意見ではありません

IFRSポータル.jp


J-SOX法の次に企業を待ち受ける難関であるIFRS/国際財務報告基準(国際会計基準)の様々な情報を集めたポータルサイトです。


IFRSポータル.jp
Sponsored Link

2年目のJ-SOXにツールは有効か?

「J-SOXも2年目に入ったので、今後の効率的なフローチャート(FC)とRCM管理のために、何かエクセルに代わるツールを入れようと思いますが、お勧めのものはありますか?」


こんな質問を受けることがあります。


組織変更が毎年のように起こる会社では、FCやRCMの修正が面倒なので何か便利なツールが欲しい、という気持ちはよくわかります。


しかし、私はいつも「総合的に考えるとエクセルがベストです」と答えています。


・J-SOX用に新しく買う必要がない
・ソフトそのものがなくなるリスクが低い
・使い方を説明する必要がない


これらの3つのメリットは計り知れないものがあります。
他のどんなツールも残念ながらエクセルの持つこれらのメリットを凌駕することはできないと思います。

J-SOXブームが過ぎた今、ツールはいつまで発売され続けるかわかりません。発売されなくなるとやがてサポートも受けられなくなります。
いつかOSのバージョンアップにより使えなくなる日が来ます。

ツールのバージョンアップ自体にも追加コストが発生します。

J-SOXの担当者もやがて交代します。その都度ツールの使い方を習得する時間がかかります。

これらのことを連結ベースで考えるとかなり重要なインパクトがあることがおわかりいただけると思います。



Sponsored Link